さわる絵本づくりの様子
墨田区の委託を受け、墨田区社会福祉協議会が運営している「多世代交流と相談の場」ぷらっと緑(地域福祉プラットフォーム)にて、夏休み特別企画~視覚障害の方の世界を知ろう~「さわる絵本づくりボラ体験」を開催いたしました。
今回は、30年以上ボランティア活動をされている「点訳きつつき」の方たちにご協力をいただき、さわる絵本づくり体験、点字体験、りんごの棚を通して、視覚障害の方への理解を深めました。
「さわる絵本」とは、視覚障害の子ども・保護者が触って絵本の物語を楽しめるように、布など様々な素材を使い絵を立体的に表現した絵本のことです。体験では、様々な布を使用しながら、一人一人個性溢れる作品ができました。
点字体験では、タイプライターや一文字ずつ手で点字を打つ点字盤を使い、自分の名前を打つ体験をしました。
また、ひきふね図書館より「りんごの棚」(障害のある方や特別なニーズがある方が楽しめる資料を集めた棚)の資料をお借りし、さわる絵本や点字付きレシピ本等、参加者の方に自由に手に取っていただき、障害のある方への理解を深めることもできました。
参加者の方からは、「子どもたちが楽しく参加することができました。興味を持つことができたようでよかったです。」「点字の機械に触れられて満足です。」といった感想が寄せられました。
今後も地域福祉プラットフォームでは、多くの方々に足を運んでいただけるようなイベントや講座を開催していきたいと思います。
また、普段も区民の皆さんの身近な多世代交流・様々なお困りごとの相談の場として開催していますので、お気軽にお立ち寄りください。
【~視覚障害の方の世界を知ろう~「さわる絵本づくりボラ体験」】
[開催日時] 8月26日(火) 午後1時半から3時半
[開催場所] ぷらっと緑(緑4-4-12 メゾンベール錦糸町1階)
[参加人数] 15名
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